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ネオン・デーモンのENDOのレビュー・感想・評価

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)
4.0
寓話的、時間配分が独特。この間こそレフンの醍醐味。ルビーが屍姦するシーンは、レフン曰く、ネクロフィリア的趣向は、今日のSNSに浸る傾向と重なる。画像で一方的に配信される情報。そこには血が通っていないが、拒絶されない世界だからこその安心感があるなら。消費される美。
澁澤龍彦的、ヘルメス学的。「生と死、現実と想像、過去と未来、伝達可能と不可能なもの。高い所と低いところ、それがもはや互いに矛盾したものとしては知覚されなくなるような、ある精神の一点。」を探求するような作品。
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