このレビューはネタバレを含みます
仮面ライダーが「悪から正義に目覚める」ことに重点を置いて作られている。「原点回帰」を意識して作られた作品であることは間違いない。
でも、過去の「スーパーヒーロー大戦」と比べたら、スケールダウンは否めない。スーパー戦隊も「手裏剣戦隊ニンニンジャー」しか出てこなかった。これなら「スーパーヒーロー大戦」なんて名乗る必要はなかったと思う。しばらく「スーパーヒーロー大戦」は作る必要ないと思う。
及川光博演じる仮面ライダー3号という設定自体は面白かった。今の子供が理解するには難しいかもしれないけど。
やっぱり今までの「スーパーヒーロー大戦」や「オールライダー集合」みたいな作品を上回るインパクトを残すには、仮面ライダーBLACKやゼロノス、555以外にも復活してもらわないと。クウガことオダギリジョー、カブトこと水嶋ヒロ、電王こと佐藤健、キバこと瀬戸康史、Wこと菅田将輝、フォーゼこと福士蒼汰、そしてスカイライダーこと村上弘明。彼等を呼び戻す以外、もう方法はないような気がする。
まあそれでも、歴代ライダーが集まる作品は、それだけで十分楽しいんだけどね。
