なんやかんやでめっちゃ感動するね。
コメディだから基本常に笑っちゃう感じなんだけど、終始かなり踏み込んだジョークを連発されるから、なんか疲れてくる笑
人種とかの社会的なものについてのジョークってめっちゃ笑える半面たまにちょっとした気まずさがある笑
保守派の両親が手塩にかけて育てた娘達が皆何故か外国人と結婚していくって話。アラブ人、ユダヤ人、中国人。
会話の地雷が多すぎて一堂に会するといつも喧嘩になる。
ただ一人未婚の娘もついに結婚することになってやっと素直に祝えると大喜びしてたらまさかの黒人かよ！って流れ笑
皆で集まった後の父親の「ここは人種差別反対集会か？」とか笑ってしまった笑
黒人の旦那さんの舞台見て、「この役黒人っておかしくね？」「まあ、現代劇だからさ」「黒人は現代的なのか？」とかね笑
神父の割と人間性駄目で適当な感じとか、精神分析医の、どんな患者の発言にもとりあえず「あなたはどう思うの？」って聞いて何か言った気になってる感じとかいちいち面白い笑
親は結構本気で絶望してて、割と深刻さもあったりして、神父や精神分析医とかに頼ってもそんな調子だし、なんか世の中本質的にはドライだよなとか思ったりもする。
出てくる人皆癖がすごいんだけど、皆憎めなくて魅力的でなんか良いなあってなる。
感動してしまった。
見終わった後結構晴れやかな気持ちになるとても良い映画。
しかしフランス映画ってほんと上品だよねー
ことごとくツボを押さえてくれててフランス映画本格的にハマりそう。
