歩道橋を登るだけで息が上がってしまう軟弱人からすると、本作に出てくるクライマーは超人としか思えません。
雪崩の死亡事故を目の当たりにしても、自分が巻き込まれて九死に一生を得ようとも、再チャレンジ。
死生観が全く違うんでしょう
氷点下三十度、外は猛吹雪、標高高くて低酸素、ロクに食事も摂れない、睡眠不足で何日間も壁を登り続ける人達。
登場人物の語りで進行するから、安心(死んでない)して観られましたが、そうじゃなきゃ、これが死の直前の記録です。と言われても何ら不思議じゃないくらいのことやってますから
あれだけの苦難を乗り越えてこそ得られる達成感は、やった人にしか分からないんでしょうね。
想像を絶する景色なども