ぶんぶん

マギーのぶんぶんのネタバレレビュー・内容・結末

マギー(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

とてつもなく静かな映画…

コロナ禍前の作品なんだけど
原因不明の未知のウィルス 怖!
外出禁止に感染者の隔離…
ワクチンもなければ治療法もない 

ゾンビ映画×シュワちゃん
ドンパチ系の映画ではなかった…
銃はまさかの1発も撃たない⁉︎

感染者達はみんな知り合い
スタンドの店主
近所の家族…
父親と幼い娘…
ある意味救ってあげたという感じ
マギーも父親の事を思っての最後の決断!

自分ならギリギリおかしなるまで一緒にいて
やべーなと思ったら簀巻きにしとくね!
それで脳みそが完全にダメになったら
もう本人ではないので処分するしかないけども…

近所の家族は4歳の娘が感染
その後は父親も感染
母親が夫と娘を匿う気持ちはわかる!
腹を空かせた?2人は壁を壊して外へ出ちゃって
人間の醸す美味しいニオイに釣れられて
2人はただそこに来ただけだった
ただ突っ立ってる親子…
シュワちゃんは斧で…
母ちゃんは夫と娘の仕返しに
銃を構えてやって来るけどさ
仕方ない事だと自分も分かっていて
警察に連行されて行くんだ…
悲しいよね。

ストーリー
娘マギーから後悔と謝罪の電話
ウィルスに感染してしまった自分を探さないでと…

ウィルスが蔓延している
汚染された穀物畑の焼却処分?

娘にそんな事言われても探しますわ!
見つけた娘は感染者に腕を噛まれ…

タイムリミットは8週間
それまでに別れの準備をしなよと医者が言う。

感染すると食欲が減退していく
嗅覚が鋭くなるのがターニングポイントで
人を襲い喰らうようになるという

隔離施設で最後を遂げるのは最悪らしく
死ねる薬もあるが酷い痛みで苦しむようだ。
医師のオススメは銃殺!

マギーの実母は病気で亡くなっていて
歳の離れた幼い異母弟妹は預けられ
義母は最後の時まで3人で過ごしてくれるようだ。
身体の変化は恐ろしく噛まれた傷は黒々と
血はドス黒く目は白く濁っていく…

マギーは最後に友人らと外出し楽しく過ごすが
ボーイフレンドも感染者
施設に行くくらいなら自死すると言っていた。
発症して施設へと連れて行かれる…

マギーの発症…
美味しい料理のニオイは…
料理じゃなくて義母の匂いだった…
そして罠に掛かったキツネを襲い喰らう
その行為に後悔しつつも
食べた事に満足しているマギー

父親からも美味しいニオイ…
そっと忍び寄る娘に堪えるしかない…
思春期からは信じられない行為!
クンカクンカと父親の匂いを嗅ぎまくる…

マギーは父親の額にキスし
屋根から飛び降りるという悲しいラストだ。
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