オードリー

ディアーディアーのオードリーのネタバレレビュー・内容・結末

ディアーディアー(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

この機会がなければ自分で選んでみることのなかっただろう作品で、あまり情報もなく正直期待もせずにみたけどかなり面白くおもった

鹿の物語の絡み方面白い、まさにディアーディアーな話
電気が所々で消えたりして、それがきっかけでヒートアップしてたのが落ち着くとか色々ポイントになってて変わった演出かと思ったけど、その理由も最後にしっかり出てくるのきれい
信号の赤から青とかもベタかも知れないけど良い

セリフがなんかひっかかる感じがあって序盤大丈夫かな、とか勝手に思ったけど完全に杞憂に終わった

手持ちカメラの感じは印象的、特に通夜のシーンではワンカットぽい演出好き
通夜のところは映画全体の中でもそれぞれの爆発の気持ちよさがあってサイコー
その後の展開も歪んだギターが流れてめちゃくちゃになっていくのこれぞ映画というカオス
音楽はそのへん以外も平和な田舎の風景のところは穏やかなアコースティックとか各シーンにすごく合ってた
終わりは3人ともそれぞれに謝りひとまず決着をつける
工場の扉を開けて始まり、閉じて終わる
町を出て行く時につきものが取れたような3人の顔が映し出されて看板がで取り外されるカットで終わる、完璧やん
タバコすぐに車の窓から捨てるとこ好き

染谷将太はこういう役やっぱりあってていいなと思ったのと松本若菜はこの時もこういう役やってたんだと
オードリー

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