ひろ

ブルックリンのひろのネタバレレビュー・内容・結末

ブルックリン(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

故郷を離れてアメリカで新しい生活を送るってすごいと思った。
アメリカに行けば垢抜けるのかな、よしアメリカ行こうって気持ちになった(安易)

冴えない感じだったのに、トニーと出会ってどんどん魅力的になっていったのがすごく良かった。お客さんとの会話もスムーズにできるようになっててコミュ力って磨けるんだなと。
お金を稼ぐだけでもえらいのに、大学にまで通って資格を取るなんてほんとにすごい。

同じ寮の人たちもちょっとクセはあるけど、基本みんないい人たちでそこも良かった。エイリシュの幸せを妬んだり邪魔することもなくて安心して観れた。
最初の船で同室になった人も美人で優しくて頼りになって、かっこよかった。
最後はその女性のようにエイリシュが新しくアメリカに渡る子に助言してて、なんか感動した。

姉の死をきっかけに故郷に戻って来て、故郷で仕事も恋愛(と言っていいのか?)も上手くいってて、このまま残っちゃうのかとハラハラしたけど、最後にはブルックリンに戻ってくれて良かった!

だから戻る前に結婚しなきゃ良かったのに!って思ってごめん笑 ちゃんとトニーのところに戻ってくれてありがとう笑
トニーはとても一途で、エイリシュのことを考えて行動してたのが良かった(「睡眠や勉強で大変だろうから送るだけ」ってとことか)。イタリア系なのと野球好きなところが個人的に好み笑 あんな一途な人と出会いたい!

街の人に愛されてたのに若くして死んでしまったローズがほんとに可哀想だと思った。ローズも新しい世界を見てみたかったんじゃないかなぁとか思ったり。
母親を残していけないし、病気もあって生きたいように生きれなかったんじゃないかな…
外に出ることが必ずしも良い人生ではないし、アイルランドに残る人生も本当に素敵なんだろうけど、ローズの生き方を可哀想と思ってしまうあたり、自分はやっぱり外に出たいって人間なんだろうな。

嫌味なおばさんも「なんだこいつ」って最後まで思ってたけど、エイリシュにブルックリンに戻るきっかけを与えてくれたことだけは褒めるべきところ。good job。

服装とか街並みがほんと好き。あの年代いいな。
ひろ

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