このレビューはネタバレを含みます
劇中で父親がさらっと言っていた「聾唖は個性」を障がいへ対する配慮とかではなく、素直にそう思える映画だった。
中盤、学校での娘の晴れ舞台で、歌が聞こえない家族が切なかった。
その夜、娘に歌わせ父親が胸に顔をよせるシーンも良かった。
他人の反応からではなく、なんとか自分自身で娘の才能を感じ取ろうとする姿に愛を感じられた。
ラストの娘が手話で家族に歌いかけるシーンも、一生忘れられないくらい感動した。
2023/01/15 2度目
家族愛について深く感じられる部分のある美しい映画だと思う。