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みかんの丘のchipのレビュー・感想・評価

みかんの丘(2013年製作の映画)
4.2
1990年代後半
旧ソ連領での戦争中。
みかん農家のマーガスと
隣のイボの二人だけが
村に残っている。
もうすぐその村も戦争に巻き込まれそうなのに…

イボはみかんを入れる
木箱を作っていて、
マーガスが収穫。。。🍊
少しでもお金にしたい、
それ以上に、
せっかくなったみかんを
誰かに食べてもらいたい…
とマーガスは言う。
一生懸命に育てたみかんだから。。

今コロナで食材が余っていると聞きます。やっぱり生産者の方々は、辛いと思います。
マーガスも同じ思いだったでしょう。

早く逃げてよー!
思いましたけどね…(^^;;


家の目の前で撃ち合って
生き残ったふたり…
敵味方同士、アーメドとニカ。
ふたりとも手当てをして面倒をみるイボ。。


始めは殺す!と
大声で言い合っていたけど…
少しずつ分かり合っていく。


何が違う?
何も違わないよ、
イボが言う…


そう、
同じ人間同士だよ。。


俳優だったニカ
戦争が終わったら
アーメドと一緒に
舞台を観に行くと、
イボが言って、
ニカとイボが微笑み合う。
いい笑顔だったのに…


その後の展開は。。
やはり戦争!
どうにもやるせない…


最後に、すぐに家に帰ると言っていたアーメドだけど…
すぐにチェチェン戦争が起こったそうです。。
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