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14の夜のMKのレビュー・感想・評価

14の夜(2016年製作の映画)
3.1
このタイトルを聞いて思い出されるのは尾崎豊の15の夜。
かの曲の歌詞といえば学校や日常に抗いながら、愛しい彼女を置いて盗んだバイクで走り出すって言うヤツ。
かたや映画は田舎のうだつのあがらない、たぶん、クラスでもイケてない地味なグループの地味な青春。
しかもエネルギッシュな青春の活力はほぼ性に向けられる、ある意味リアルな中学生日記。
確かに14才って思い出すと微妙だな。
死ぬほど続きそうな平凡な毎日と何者にもなれないような鬱屈とした気持ち。
何か変えたいけど何も変えられない、でもちょっとドキドキして何か変わった気がする、そんな共感できる14の夜だった。

じゃあ15の夜の何が違うんだ?
という問いにはうまく答えられないけど、まさに厨二感が若干強いのかしら?
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