このレビューはネタバレを含みます
舞台劇の中に現実が入りそして舞台劇という表現。一座の衣装が素敵。
カミーラ役のアンナ・マニャーニは美人には見えないけど、力強さと凛々しさで惹かれる。
カミーラと思いを寄せる男たちとの絡みの面白さもあるけど、心に強く残ったのはエピローグ。
女優カミーラに与えられた使命(本人が望まずとも)が悲しい。突然のENDで余計にその悲しみが増す。
人生は舞台だ、幸せは舞台でしか見つからない。お前は一座のもの…
現実にも幸せみつけたいだろうに。
でも、人生を舞台だと思えばまた新たな幕が上がるってことでもあるのかな。