RyoIkeda

真昼の死闘のRyoIkedaのレビュー・感想・評価

真昼の死闘(1970年製作の映画)
3.6

フランス占領下のメキシコ。
流れ者のホーガン(クリント・イーストウッド)と尼僧サラ(シャーリー・マクレーン)は成り行きで旅程を共にすることに。

イーストウッド西部劇としてはかなり異色の作品ではないか。
なんせ今回は相棒が女性。
しかも、かなり肝が据わっている。とんでもないシスターです。
タイトルが『真昼の死闘』なのに、ラストのフランス軍駐屯地襲撃シーンは夜中なのは、昼間のサラとの道中がホーガンにとっては死闘そのものだったからなのかもしれない。いろんな意味で。

本編はコメディテイストが強く、笑わせてくれます。特にロバに乗るサラのすがた。何回見ても印象的です。
これまでのイーストウッド西部劇の中でも異色の本作だが、小さな魅力が詰まった一作。
RyoIkeda

RyoIkeda