Tai

シーズ・ガッタ・ハヴ・イットのTaiのレビュー・感想・評価

3.3
ちょっと私には早かったかもしれない…

スパイク・リー監督による超初期作!監督・脚本さらに出演もしちゃってます◎
自由奔放なノーラという女性と3人の男達の物語。
全くタイプの違う3人ですが、いずれも身体の関係があり、我こそは彼女の1番になろうとしています。
縛られたくない女性と、彼女を離したくない男たちの行く末は…

という感じなわけですが、この3人のうちの1人を監督自身が演じています!監督の顔を知らなかったのでエンディング観てビックリしました笑
ドキュメンタリーのように登場人物それぞれの心情や思惑を画面に向かって語りかけているのは『アニー・ホール』を思わせましたね。モノクロの映像も相まって、監督のこだわりを色々と感じました。

ただ、内容的にはイマイチ合わなかったかなー!ちょっと、どの人物にも心が寄り添えなかったというか。そこが残念(;´Д`A
とはいえ、色んな問題提起とかのメッセージは感じますね◎

人によってはかなり刺さりそうな作品ではあります。
みんなが思っているけど口にしない事を赤裸々に作品にしちゃいましたという感じに、社会観念の歪さを観ました。
Tai

Tai