トシオ88

死霊のはらわた IIのトシオ88のレビュー・感想・評価

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)
3.3
evil dead が今春、evil dead riseで再びスクリーンに登場するとの報せを聞き、YouTubeで予告編も観た流れで、何故かPart IIの方を観てしまった🤠。
サム・ライミ監督、ブルース・キャンベル主演の鉄壁コンビによるホラー。永遠の名作の一作目に比較して、金は掛かっているけど、より監督の作家性が全面に出ている感あり。一作目のおさらいをざっとした後の、死霊達との戦い。とにかく怖さよりもスラップスティック的な繰り返しの騒乱が、ブルースの顔芸と併せて、お馴染みの古ぼけた山荘の中で繰り広げられる😆😆。
その昔、少年チャンピオンに古谷三敏先生による「手っちゃん」というコミックが掲載されていた(ホルモン焼きや鉄道マニアのことじゃないよ🚃)。右上腕部が主人公の、ほのぼのとしたシュールなホーム漫画なんだけど、今回のしつこい手🫱の死霊は、あの「手っちゃん」を彷彿とさせるノスタルジーに満ちていた…と思うのは多分俺だけでしょう😄
そして、延々とお皿で自虐攻撃をするブルース🍽️。役者さんて凄いなぁと改めて感心してしまった😃物語後半は、片手にチェンソーを移植し、背中に銃身を落としたショットガンを積んだブルースを中心に、愉快な仲間達の退治を描くけど、この辺りはやや食傷気味。目玉口中ポンとか生首バレエとかは面白かった😆けど、一作目の恐怖も併せてあったオリジナリティには及ばない感あり。そしていよいよ、ラスボス!と思いきや仮面ライダーアマゾンの十面鬼ゴルゴス👹みたいなのが登場して、「何だかなあ😩」と落胆していると、続編の「キャプテンスーパーマーケット」に繋がるラストの力技は初見の時は驚いた記憶あり😆。
最新作evil dead riseは純粋なホラーみたいだけど、ブルース・キャンベルがまたしてもどこかにカメオ出演しているのかと思うとそれも楽しみ😃🎬
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