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ハイネケン誘拐の代償のしままつのJのレビュー・感想・評価

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)
3.0
ハイネケンといえばあの有名なビール会社だが、その会長フレディ・ハイネケンを誘拐した若者たちと、3週間も誘拐されたハイネケン会長との攻防。

ハイネケン会長をアンソニー・ホプキンスが演じているが、彼の存在感が強すぎて…というより彼が出てる場面だけが締まって見える。

まさしく「真実は小説より奇なり」
実話というのもあり、後半の犯人たちの心の葛藤や逃亡劇などは映画としてちょっと飽きがきてしまう。

もう40年前の出来事だが、いまだに謎が多いハイネケン誘拐事件、最後の犯人たちのその後が壮絶すぎる!!

5人の犯人グループよりも、圧倒的にハイネケン会長の方がうわてだったということでしょう。

『裕福には2通りある。多額の富を得るか、大勢の友人を持つか。両方はあり得ない』
友人同士だった犯人5人には、このハイネケンの言葉は突き刺さるものがあっただろう。
そしてこの映画はこの言葉に全てが凝縮されていると思うし、それが代償だったと思う。

わたくしはハイネケンよりバドワイザー派です🍺笑
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