QI

スター・ウォーズ/最後のジェダイのQIのレビュー・感想・評価

4.0
“Disneyの功罪”

毎年恒例「スターウォーズの日(May the 4th)」特別レビュー

⚠️ファン目線の独りよがりレビューなのであしからずw

今回はSW正史9作品であまり(かなり?)評判のよろしくないシークエル3部作の中でもファンからの風当たりが最も強い本作を😅

上映後には「この作品を正史からはずせ!」署名活動が起きたほどw

批判ポイントを上げればキリがありませんがあえて一つあげるとすれば伏線回収

新たなトリロジースタートにあたり、JJエイブラハムは後続の作品への繋がりを前提にep7で様々な伏線を張りました

そしてep7公開直後から3年間、それがどう回収されるのか、ファンは頭が痛くなるほど考え続けw鑑賞に臨んだその結果…

はっ???

それはこれまでこのシリーズが40年間にわたって築き上げてきた世界観と流れを全く無視した、完全に逆張りとしか思えないもの

ファンの頭に浮かんだのはライアンの「どうだ!これが新しいSWだ!想像できなかっただろう?」というドヤ顔

想像できなくて当たり前です😳

もちろん本作を楽しんだ観客も多くいるとは思いますが、それは決してSWを楽しんだとは思えず、ファンにとってはとても残念で悲しいこと😢

ライアンには過去、先人達が作り上げた作品への思いとファンの期待へもう少し寄り添って欲しかった

もちろん良いところもありました

レイとベンが共闘してロイヤルガードと戦うシーンや惑星クレイトの戦闘シーンはどちらも赤が基調となった印象的な色使いで、映像的にはこれまでの作品では観たことのない美しさ

そして本作が後のSWシリーズの流れに与えた“功”の部分はというと…

これらシークエルの迷走の最中にスタートした『マンダロリアン』がファンの心をしっかり掴んだだけでなくジョージ・ルーカスからデイブ・フィローニにその制作がバトンタッチされ制作されていた『クローン・ウォーズ』と『反乱者たち』に注目が集まり始めたこと

その結果、ついに今年の「スターウォーズセレブレーション」で『マンダロリアン』のデイブ・フィローニ監督による映画化が発表

この流れを作ったのは間違いなくSWを愛し、その迷走ぶりに危機感を持ったフィローニをはじめとするルーカスのフォロアーそしてファンの思いによるもののハズ

ただ、それ以外に発表された企画の中には少々心配になるものも…😥

果たして今後、SWはどこへ向かって行くのか?

その行く末をシッカリ見届けねばとの思いをあらたにした今年の「SWの日」なのでした😉

May the Force be with You Always!

p.s.
こんなことを書きながら点数はご覧の通り😅
厳しいファンからは怒られそうな軟弱ファンです😁
QI

QI