レジスタンスvsファーストオーダー、カイロ・レン、レイ&ルーク、フィンという沢山のパートが交差して話が進んでいく。
そして、ほとんど全ての展開にどんでん返し的な要素が組み込まれている。
この2点のおかげで長尺も苦じゃない。
一筋縄でいかない、これまでのスターウォーズとは違う色を持たせたい、そんな意図をひしひしと感じる。
いろんなバリエーションで、予想を裏切ってこようとする。
①何か秘密があるはず…ないんかい!
②そろそろ上手く攻撃できるだろう…また失敗するんかい!
③これだけフィーチャーしたんだからまた登場するよね…もう終わりかい!
④ついに死んでしまった…生きてるんかい!×3回ほど
⑤こんなあっけなく死ぬはずは…死ぬんかい!
などなど。ツッコミまくりです。
これが気持ち良さやハラハラ感に変わることもあれば、消化不良に苛まれることもあり。
賛否両論あるのも納得。
これがスターウォーズシリーズじゃなかったとしても、かなり挑戦的な作りだったと思う。
わたしは、モヤモヤしつつも、寝不足で寝ないか心配な中で2時間半ずっと注目して鑑賞できたので満足!
全体的に登場人物が魅力的で、何回もジワっと来ていたが、その中でも一番惹かれたのはやっぱりカイロ・レンの姿。
悪党にもなり切れずゆらぐ姿が実に人間臭く、またそれに理解を示そうとするレイも含めて、現代的な要素に思えて好きだった。
アダム・ドライヴァーいいよ。
マスクを取ってもマスクしてるみたいな声がいい。
次作が楽しみ!!!