ももんがー

スター・ウォーズ/最後のジェダイのももんがーのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

見てきましたー

まだ整理しきれていないのですが
ルークが神様になりきれないメシアでとても愛おしかったです。
彼を伝説という高みに追い込んでしまったのは私たちでもあるのだろうな、という罪悪感も働き、結構な多重構造でちょっと言葉にならないです。

思えば、ルークも最初からただただ伝説のヒーローだったわけじゃない。
ヨーダのいうこと聞かなかったりしたし修行ほっぽったりしてたし

今回も救世主としてはちょっとだめではあるのだけど、ちゃんとルークでした。
ありがとう、ルーク。
あと、レイちゃんのマスタースカイウォーカー呼びすごくジンときました。

あとは、ちょっと懐古主義がすぎるかなあとも思うけど、
感動したのは事実なので、文句は言えまい。。。ありがとうマスターヨーダ。。。

で、もっとレイちゃん、フィン、ポーの新メンバーとの絡みと新しい絆見たかったー
今回は個人戦のイメージです。
場面切り替えも多いし、なんだかちょっと詰め込みすぎて散らかった感じがします。

あとは、なんとしても語らねばなのがカイロレン
ルークがイエスなら、彼はまさにユダでした。ほかの弟子も12人であることから、まさにルークが彼に下した決断は、
最後の晩餐の裏切りの看破そのものなんですよね。
あれ、客観的に見ればひどい話です。
ほかの弟子たちの前で裏切り者を吊るし上げる、しかもまだ行動に起こしてもいない疑いの段階でするのですから、
信徒としては逆に師に裏切られた行為と取るでしょう。反逆に走ってしまうのも、わかる気がします。
彼のその悲しく激しくどこか滑稽なキャラクターと、演技とがに非常にあっていて、とても、良かった。
ポスターからして、赤。シスの物語でもあるのかしら
とおもっていましたが、なるほど彼の物語だったのだなあ。

結論、
最後のジェダイは、みんな違ってみんないい。
という小並感で締めたいと思います。

あとは、姫とルークの再会に涙したり
レイちゃんは作中で一番暗黒面に対する耐性つよそうだな。。。とか
ポーグたんがあんまりに可愛く、もっと出番を増やして。。。など色々言いたいことあった気がしますが、
あと一回見て心を落ち着けたいと思います。