このレビューはネタバレを含みます
最高。
これまでのスターウォーズより、メッセージ性強くあったと思う。登場人物1人1人の内面に尺とってる分、振り返ってみるとストーリー・内容量としては「あれっ?こんだけ?」ってなった。2時間半でこう思わせるのってすごい。バトルシーンの構図はもはや芸術的で、思わず「かっこいい...!」と息を飲んじゃうくらい。バトルそのものは下手くそというか、それがまた洗練されてない若さがあっていいよね!ってなった。
レイ・レン・ポー・フィンの若さとか勢い1本のヤング組が、レイア・ホルド達シニア組から教えられ受け継がれていく様の中で、ルークだけ「もう関わりたくないっす」の駄々っ子ジジイ。歳を取ってもヨーダから教えをもらうルークを見てると、これまで言われていたジェダイ=強く聡明で欲がなく、、みたいな聖人君子ではそりゃないよなあ、とすっきりした。庶民化したジェダイ。子供とか大人とか、ジェダイとか人間とか、そういうの関係なく、みんな弱いしみんな誰かの後輩だし、みんな完璧ではないんだよなってルークが激愛おしく感じてよかった。あと、ヨーダがCGじゃなくて、パペットだったのがep4へのリスペクト感じた。
映画見てから知ったことだけど、ルークを演じたマーク ハミルの本作での年齢と、ep4でオビ=ワン演じた時のアレック ギネスの年齢が同じと聞いて、なんだか感動。ルークがオビ=ワンを訪ねたように、レイもルークを訪ねて行ったのね。