幹陽

スター・ウォーズ/最後のジェダイの幹陽のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今作は微妙だった。
まず、フォースの概念が結構拡大解釈されてる所が好きになれない。
特にフォースでの会話シーンとレイア姫の宇宙空間から船内に自力で戻るシーン。
正直やりすぎだと思う。
あれはフォースじゃなくて只の超能力だ。

更に、前作「フォースの覚醒」で結構好きだったポーとフィンが今作では微妙な位置付け。
ローズに至っては取ってつけたように登場させた感じ。
レジスタンスの行動は全体的にまどろっこしい。
など、挙げれば沢山出てくる。

ただ良い所もあり、
冒頭のシーンは手に汗握る迫力あるシーンだったし(爆弾投下のシーンは都合の良いように解釈した上で)、カイロ・レンのシーンは軒並み良かったし、ルークの最後のアレはまたフォースの拡大解釈かと呆れこそしたものの、ルークの命を賭した行動なら仕方ないかと思わせる重厚感のあるシーンだった。


次回作でどう収拾をつけるかによって、この作品の価値が決まるだろう。
次回作に期待しよう。
幹陽

幹陽