このレビューはネタバレを含みます
EP8の公開当時に私はここのレビューで「次作のEP9こそが誰も見たことのないスターウォーズになるのではないか」という趣旨のことを書いていましたが、その後EP8が想像以上に世界中でボロカスに叩かれたり(そこまで叩かんでも、とは思っています)、次の監督が結局JJに戻るということになったり、色々と雲行きが怪しくなってきて、それで今回のオープニングロールですよ。1行目から変な声出ちゃったよ悪い意味で。誰も見たことのないスターウォーズには絶対ならないことがいきなり確定した！！
いや、でもやっぱシリーズずっと観てきてるとアガるシーンはあるんですよ。最後の絵面だけでもそりゃあグッと来ちゃうんです。でもなんだろう、EP7のクライマックスで「このスターウォーズという楽しいオモチャがようやく子供たちの手に渡ったのだ！」というところを見せてくれたのに、遊んでる子供たちのところに結局親戚のオッサンたちが「おっ、やってるね〜！懐かしい！おじさんが若い頃はね…」としゃしゃり出てくる居心地の悪さというのでしょうか。自分はどっちかというとオッサンの側だということもあり…。
そんな感じでとても複雑な気持ちになってしまったんですが、これだけはハッキリ言えるぞ！今回ローズが完全に脇役になってしまってるのはマジで最悪です！最低！ジャージャービンクスの件から何も学んでねえだろ！！そもそもEP8でローズがあんな悪く言われる意味も全くわからんかったが、あれだけのバッシングを受けた彼女がそれを跳ね返すくらいの超カッコいい見せ場で巻き返す様を私は観たかったよ…戦えよ製作陣…。
