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ワタシが私を見つけるまでのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
4.0
恋人は途切れたことがないが、ひとりでは背中のジッパーすら上げられない主人公アリス(ダコタ・ジョンソン)。シングル・ライフを謳歌し毎晩パーティー三昧な親友ロビン(レベル・ウィルソン)。
仕事に打ち込み恋愛を避けてきた産婦人科医メグなど様々な“おひとり様”が登場。
眠らない街ニューヨークで、遊びまわるだけでは決して満たされることのない独身女性の葛藤をユーモアを交え軽快に描いたガールズ・コメディ作品。
原題は、「シングルになる方法」。シングルとは独身者のことだが、この映画では心身共に自立した人を差す。
「恋している状態」が居心地が良くて自分を求めてくれる人に恋に落ちたり他人に頼りがちなアリスが、様々な男性と恋に落ちたり傷ついたり間違いを犯す中で、幸せになるにはまず精神的に自立することが大事ということを学ぶ展開が、仕事一筋なアリスの姉の女医の妊娠騒動やアリス行きつけのバーのバーテンの恋が交錯して描かれているので、婚活サイトでデータを頼りに婚活して失敗したり、失恋の寂しさを男友達で紛らせてしまったりなどのリアルな失敗を笑いながら共感出来るし、背中を押してくれる傑作ラブコメディ映画です。
ダコタ・ジョンソンのキュートさ、レベル・ウィルソンのはっちゃけ女子の魅力が、印象的です。
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