このレビューはネタバレを含みます
孤独を埋め合う2人のお話。
村で変わり者とされていたベルの唯一の理解者がビースト。
2人は物語を通して惹かれ合う。
映像と音楽が相まってとても素敵だった。
怖かったのは人間がお城に攻め込んできたとき。
対話も何もなくただただ壊しにきたのがとても人間味があると思った。
人ならざるものは全て破壊・搾取の対象というのを暗示しているように感じた。
ビーストはベル!と呼ぶのに対して、ベルはビーストの名前を呼ばない(知らされない)。この非対称性は何かあるんだろうか?
チップの名前は理解していたみたいだし。
ベルが変わり者というのはこれからも変わらない気がするけど、孤独を分かち合うパートナーを1人見つけられたらそれはもうハッピーエンドだ!って感じの終わり方だった。
素敵な映画。