あい

美女と野獣のあいのネタバレレビュー・内容・結末

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

やっっっっと観に行けた。今年一番楽しみにしていた映画!!!!吹替を観賞。
超有名&人気作品の実写化ってことでメディアでもかなり取り上げられてたのもあって、正直観る前から自分の中でものすごくハードル上がってた(笑)すごい期待しちゃってるけど考えてたのと違ったらどうしよう…って思うくらいだった(笑)
結果、期待通りでした…!!!!本当に良かった。
まず、アニメ版にかなり忠実だった。ミュージカルナンバーの歌詞は全部違うけど、(実写化ディズニー作品として)前作のシンデレラよりだいぶ忠実だなと思った。
ただ、わたしがアニメ版で個人的に好きな、チップが閉じ込められたベルとモーリスを助けるシーンと、ガストンと村人たちが城を襲うシーンでピンチになったルミエールを超ハイテンションのコグスワースが助けるシーンがなかったのがちょっと残念。笑
山崎育三郎さんの声だと野獣にしてはすごいハンサムなんじゃないか?って思ってたけど、野獣の時は加工されててなるほどって思った。そしてやっぱり山寺さんはすごいな…と…(笑)
昆さんもすごく綺麗な凛々しい声でベルに合ってた!ほとんどミュージカル俳優さんたちだけあって、吹替全然違和感なかったなぁ。歌も素晴らしかった…!!
そう、歌!!!!歌もBGMも本当にほぼ同じで、鳥肌の連続でした(笑)「奇蹟の変身」は本当に反則だと思う。涙腺崩壊してしまった。
ルミエール役の成河さんがすごく好きだった!アニメ版のルミエールはずっとザ・ダンディみたいなイメージで、なのにどうしてホウキのお姉ちゃんとデキてるんだろ?年の差すごくない?って結構疑問だったんだけど、今回こういう雰囲気のキャラクターでやっと納得できた気がする(笑)たぶんわたしが思ってるより若いんだな。ルミエールは実写の方がちょっと魅力的だなと感じた。
対してコグスワースは実写だとちょっと影薄かったかな??いや、でも小倉久寛さんとっても良かった(*´꒳`*)笑
人間ではないキャラクターの表情は、実写ではアニメほど豊かじゃなくなっちゃうのかなぁ〜と実写化発表時から思ってて。確かに予想どおりアニメ版と比較しちゃうと表情の豊かさではアニメ版のが勝ってたんだけど、逆にそれぞれが本物だっていうリアリティがあったからかあんまり気にならなかった!
ただひとつ文句を言うとするなら、ベルと野獣が惹かれあっていく過程をもうちょっと丁寧に作って欲しかったなぁ。
図書室のシーン、スープのシーンとか割とあっさりだった印象。アニメ版の方が近づいた感はあったかなぁ。こういう部分は大人向けだなって思った。
ル・フウが結構常識あって、最後ガストンから寝返ったのが面白かった!あと率先して野獣を倒そうとしていたおばさんがコグスワースの奥さんだったのも笑った(笑)
城の召使いたちとガストンたちが戦ってるとき、ポット夫人はどうしてあの男の人に攻撃を止めたんだろ?って思ってたら夫婦だったって流れが結構グッときたー( ; ; )なるほどーー!!!!ってなった。
ベルの母親がいない理由、野獣の両親の話など実写版で初めて明かされる事実もいろんなキャラクターに深みを与えてくれて良かった。
今回新しく作られた曲も良かった!ひそかな夢、すごく好きになってしまった〜。エンドロールで英語バージョン流れたのも良かった。
エンドロールの前に流れた、キャラクタービジュアルと役名と役者名が流れるのもすごくかっこよかった!!!!チップ天使╰(*´︶`*)╯!!!!
とにかく本当に良かった。美女と野獣を好きな人にはぜひ観に行って欲しいなぁ。映画リピートは基本的にしない主義だけど、字幕も劇場で観たいとかなり本気で思ってる。

追記。
そういえば観終わったあとにサントラの曲リスト見てたら、エンドロールで流れた曲ってアニメ版でメインテーマ歌ったセリーヌディオンが歌ってたって知ってまた感動した。
あい

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