女

美女と野獣の女のレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.2
良かった良かった。
「それ、いらないよ!」っていう添加物が極力少ない、わりとアニメ版に忠実な作品でした。これを良しとするか否かは、完全に好みだろうなぁ。
私は好きです、130分あっという間。

…や、ツッコみたいところはありましたが、いいんです。人間版野獣の歯並びとか、ハッとする場面もあったのですが、いいんです(でも、実際アニメ版のレビューでも書いたけど、あっちも野獣の人間版は微妙なのよね…)。


予告の時点ではね、「ポット夫人の顔に違和感ー」とか思っていて。観ても絶対受け入れられないだろうなぁと、身構えていたのだけれど、そういうのって見慣れますね…全然余裕なの。途中で違和感がなくなりました。
まぁそうだな…あまり人間に戻る前と後に共通した個性がない、というか。もう少し“物”だった時と“人間”の姿を寄せて欲しかったなぁとは感じました。ほら、年々私も外国の方の区別がつかなくなっているんで、ディズニーだし、極端なキャラデザインを希望します爆。

世界観は素敵だったし、それに何よりも、アラン・メンケンさんが音楽担当!お金を少しだけ追加して、ドルビーアトモスとかいう“天から音が降ってくる”ような音響下で観賞しましたが、これ正解でした。
この環境でもう一回観たいなぁ。あとは藤井隆氏の吹き替えたルフゥが観たいから、次は字幕かなぁ。

エンドロールまで素敵で、満足度が高い分スコアも上がりましたが、完全にアニメ版ありきの感想です。
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