"人を苦しめるのが好きなんだろう?"
前作でぺっちゃんこになったストラム捜査官が実はジグソウの後継者なのではないかと疑われるところから物語は始まる。
ぺっちゃんこにされた挙句、犯人に仕立て上げられるなんて、かわいそすぎるぞストラム捜査官。
しかし、ストラムの上司・エリクソンは刑事ホフマンに疑いをかけ、裏で捜査を行なっていた…。
本作のデスゲームはというと、悪徳な保険会社の統括部長ウィリアムがプレイヤーとなり、トラップの餌食となった自らの部下を助けられるかというもの。
だが、全員を助けることはできない仕組みとなっており、皮肉にもウィリアムは、これまで行なってきた仕事のように人の生死を選別していかなくてはならない。
営利主義な保険会社に対して、保険金が下りなかったジョンがブチ切れて計画した今回のゲーム。何気にアメリカの社会問題を取り上げており、風刺が効いている回でもある(そうなのか⁉︎)。
本作でもやっぱり小物臭が漂うホフマンはキャラとしての魅力がない。そんなことだから、本作ではジョンの元妻であるジルが後継者争いに参戦。この辺りの争いも気になるところ。
○注目ゲーム「グルグル回転椅子」
メリーゴーランドのような回転椅子に括り付けられたウィリアムの部下6人。助けられるのは2人だけ。自分の手を犠牲にしてスイッチを押せば、2人は助かり、それ以外はショットガンで撃ち殺される。
みんな我先に助かろうとウィリアムに懇願する。
自分が助かりたいがために仲間を蹴落とす様子が何とも哀れ。見てる側としては全員死んでも構わないって感じなので、ドキドキ感はない😅