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クーデターのはのレビュー・感想・評価

クーデター(2015年製作の映画)
4.1
あらすじ
仕事の為、家族で訪れた国でクーデター勃発。
外国人は全員標的。
敵は全国民。

感想
ジャケの感じからB級クソ映画だと思って観たら、めちゃくちゃ面白かったです!
手に汗握る展開がずっと続いて、助かる道筋が見えず、脱出させる気がないのかと疑う事もしばしば。
その分ご都合展開も多いけど、この状況でご都合主義が許されないとなると、クーデター!→即死! で話が終わるので仕方ない。
投げようとしたら掴まれた! はここ最近で一番インパクトのある名シーンでした。

ちょっとだけ触れてはいるものの、クーデター自体に深い意味がある作品でもないので、舞台装置と割り切って、シチュエーションだけを楽しむ方がいいかも。

子供もいい感じにうざくてよかった。
「鶏肉」をまずそうに食う顔がかわいい。
ラストの国境での顛末も落差があってよかったですねー。

ぶっちゃけこれってある種のゾンビ映画ですよね…
ゾンビも人間的であるほど怖くなると思うのですが、この作品はそれの究極のところをやってみた感じ。
状況としてはこれ以上ないレベルのシチュエーションスリラー で、とても満足でした😊
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