貝

エンドレス・ポエトリーの貝のレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
3.5
公開時に見たとき前作ほどの感動がなくてなんとなく書くのをやめてしまったけど、やっぱりなんかなあ、こっちの方が表現が直接的でわかりやすいからか。多分アレハンドロ(アダン・ホドロフスキー)の感情がすべて映像表現か詩になってて彼自身の言葉に聞こえにくかったような気がする。詩がな、、朗読されても全然頭に入って来ない。難しい言い回しされると急に理解力なくなる、、

予算がなかったが故に背景を幕で変えてみたり黒子を使うなどのアイデアが舞台劇のような臨場感だったり、より映像的に語るというホドロフスキーの手法の一部になっていて素敵。喜怒哀楽までもを物質で表現する感じがあって、色彩が豊かで素晴らしい。視覚が満たされるような映画。
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