エアール

タイガー・ハウスのエアールのレビュー・感想・評価

タイガー・ハウス(2015年製作の映画)
3.5
メイズ・ランナーのカヤ・スコデラリオがボウガン片手に
恋人の家に押し入った強盗団たちを
次々と狩っていく、と。。

目的達成のためなら
手段を選ばない強盗団から逃れようとする女子高生の奮闘を描いたサスペンスアクションです!!
目覚まし、ハサミ、など
手近にあるものをうまく使ってどうにか対抗していく展開が
スリリングさを煽っていい感じでした。
なにより
カヤを主役に置いた点が
個人的には引かれましたね、笑

ほか、エド・スクラインやダグレイ・スコットらが
悪漢たちを好演しております。
エドはトランスポーター イグニションで見せるクールな感じもいいですけど、
本作ではムショあがりのアブない野郎を
野性味たっぷりに演じていて
また一味違った彼が楽しめます。
時折みせる仕草が
獲物を狙う、飢えたハイエナを連想させる、
そんな時がちょこちょこありまして。
危険な臭いしかしません、笑
まあ〜それがいいんですけどね!!


恋人 マークの誕生日を祝うため
彼の家に泊まりにきたケリー、
部屋でイチャついていると
なにやら階下から物音が
ーー夜中だし、両親でもなさそう、
ベットから起きたマークは様子を見に部屋を出ていくが、
案の定侵入者あり
ーー武装しマスクで顔を隠している複数人の男たちが
家の中をウロウロ、と。
家族をひとり残らず見つけて拘束するために…


マーク、それからお医者である彼の母親 リンは捕まってしまい、
お義父さんはといえば
銀行のお偉いさんなのか彼らに連れられ銀行へと。
どうやら27万ポンドなる大金を強奪する計画らしい…


一方
捕まる直前にマークが放った一撃により
連中のボスは負傷、
傷を負ったボスのほか、人質の監視役としてもうひとりが家にとどまることに。

マークの部屋のベッド下に
間一髪で身を潜めたケリー、
そこへ負傷したボスを横にして休めるために
ボスと監視役の男が入ってきた。

狭い部屋に3人の人間、
屋内外に設置された無数の監視カメラ、
バッテリー切れの携帯電話、
拘束されているマークとリン、
素顔を見られたり、本名がバレてしまった時には
知った人間をひとり残らず始末、
助けを呼んでも誰も来やしない、
屋根裏部屋と人を射抜けちゃうボウガン、
悪徳お巡りさんも、
人を傷つけず、金さえ手に入ればよかった
完璧な計画にして、簡単な仕事のはずだったのに…
人生そううまくいかないもので、笑


やるか、やられるか、
危機的状況と恋人を救うため
覚悟を決めて連中と対峙する女子高校生にあっぱれ!!
サバイバルと落とし穴、連中を雇った人物の意外な正体など。
要はは金なんだな、笑
人を狂わせるのは…
エアール

エアール