MoriTaka

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちのMoriTakaのレビュー・感想・評価

3.6

1889年イギリス。医学生のエドワードは、精神科医
としての実習を積むべく、辺境にある精神病院を訪れる。

この病院では、患者も医師も一緒に食事をしていた。
投薬もされない、自由な生活をしている画期的な
治療法にエドワードは驚嘆する…しかし、院内には
絶えず怪しい雰囲気が漂っていて…

そんな中、エドワードは美しい患者に目を奪われる。
その患者イライザは、夫に暴力を働き入院してると言う…
イライザに恋心を抱いたエドワードは、彼女に近ずくが、
彼女は「早くこの病院から逃げろ」と忠告してくる…
この病院に隠された恐ろしい秘密とは一体!!

「聞いた事は信じるな!見たものは半分だけ信じろ!」

この言葉が作中に出て来ますが、その事を念頭に置いて
観ていても、二転三転する展開にまんまと騙されました…
誰が善で悪なのかの境界線が、分らなくなって来て、
もう全員キ●ガイなんじゃないか?と、思えてくる(笑)

精神病院が舞台の重い内容も伴いますが、19世紀終わり
頃のイギリスの衣装や美術も良く、ゴシック的な雰囲気も
相まって、素晴らしいどんでん返し映画です👍
MoriTaka

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