身分・境遇の全く4人の個々のストーリーが展開していき、それが徐々に繋がっていくんです。が
混ざり合うようで決して混ざり合わない
まるで油と水のようなお話。
シャイが少しばかり悪目立ちしてる感あったんですが
決して悪い子じゃないんですよね。
ある意味で、何も知らない無邪気な女性なんですが
無邪気さが人を傷つけることも彼女にはわかってほしいなぁ、なんて思いました。
飾らない町並みがとても綺麗で
インド社会を飾らずありのままの姿を見せてくれてるような。
フィクションでありながらノンフィクションのような、観終わった後もしばらく余韻を引きずってしまった。
あのお婆ちゃんの瞳の奥には何が見えてたんだろう...。
この映画は踊りも歌もありません。
人の生活をこっそり覗き見ているかのような
ほんとに静かな作品でした。