21世紀初頭、ウイルスの影響で日の光を浴びることが出来なくなった進化した「ノクス」と太陽の下で貧しく暮らす「キュリオ」に人類が二分されてしまう話。
ただの近未来SFだと思っていたのに、思っていたよりも重い。元気なときに鑑賞しましょう。
何となくこうなるだろうと分かるストーリー展開ですが、無機質な「ノクス」と感情的な「キュリオ」の描写、演技がとても良かったです。
特に古舘寛治の演技が良く、親の視点から見ていると何とも言えない気持ちに。クライマックスからラス前ぐらいは色々なことを考えさせられました。
個人的には良作だと思うんですが、今年は素晴らしい邦画が多すぎて埋もれてしまったのかな…。