ねむい太郎

太陽のねむい太郎のネタバレレビュー・内容・結末

太陽(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとも重いテーマ。
新人類と旧人類のSFチックな話だが、形容しがたい現実味を感じた。

小さいコミュニティーの閉鎖的な空気、格差、差別。生きるのってしんどいです。ノックスはキュリオを同等だとは思ってないから門番を一人しかつけないし、キュリオは歯向かうつもりもないんですね。(前任者殺されたのになあ…)

すっかり変わってしまった娘との再開シーンは哀愁漂うけど、あんな嫌な目に遭ったらスッキリしたい気持ちも分かる。子供の幸せを願う父親は強いですね…。てつおの表情何とも言えなかった。

暗い不思議な映画だったけど、最後のシーンには希望が持てた。辿り着けるといいね。