このレビューはネタバレを含みます
゛この家さえ無くなれば呪いは断ちきられる。゛
「終わりの始まり」の続編。前作も呪怨の良いところを排除しきった酷い出来映えでしたが、その続編もやはり酷いものでした。前作とくらべれば役者が幾分かはマトモだったのが唯一のよかった点でしょう。
しかし、俊雄の手下に成り下がった伽椰子は魅力がないし、呪いの根元である俊雄もホラーアイコンとしてはいまいち力不足であるのです。本作においてはさらにテーマである呪いの家を取り壊すという大罪を犯すのです。
ファイナルと言いつつも続きそうな終わり方だったのが怖いです。新生呪怨シリーズはこれにて終了にしてもらいたいものです。
「貞子VS伽椰子」はこれの続編でないことを祈るばかりです。プラス「貞子3D」の続編でないことも祈ります。