むね

黄金のアデーレ 名画の帰還のむねのレビュー・感想・評価

4.7
過去を忘れて前に進もうとする人もいれば、過去と向き合って前に進もうとする人もいる。どちらが正しいか正しくないかは人それぞれ感じ方が異なってくる。しかし、少なくとも本人の信念に基づくものであるならば、それは本人にとっては正しいもの。そして、その信念が周りに伝わることでそれは他者にとっても正しいことと認識される。私も彼らの信念が深く胸に突き刺さり、彼らの行為を『正しい』と感じた。

この映画を観ることによって、自分の過去に対する知識が浅いことを知り、過去をもっと知りたいと感じるようになった。この映画から学べることはたくさんある。それだけでも観て良かったと感じられた。
むね

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