キングボブ

黄金のアデーレ 名画の帰還のキングボブのレビュー・感想・評価

4.1
ナチスドイツとユダヤ人の話は今までにたくさん見てきたが、オーストリアを主とした話は初めてであり、非常に勉強になった。
そしてイメージとは違って法廷サスペンスに近い内容に驚いた。

絶対不利と言われながらも、良き支援者や理解者に恵まれながら勝訴に持ち込むというのは、法廷ものの定番であり、先読みできてしまったことが少し残念であった。

ダニエル・ブリュールはなるほどという役であったが、ライアン・レイノルズの真面目な弁護士というのはビックリで始めは違和感を感じていたものの、徐々に弁護士っぽく見えてくるのは流石であった。

歴史と法廷ものが好きな人には是非オススメしたい作品である。
キングボブ

キングボブ