完全なるチェックメイトのせきねのレビュー・感想・評価

独創の果てに、才能は完成する。

実在したチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーのストーリーです。

映画として作るなら、ボビー本人よりも彼を支えた周りの人物を主人公にしたほうがよかったかも知れませんね。

精神的にいつ壊れてもおかしくない脆い天才をサポートするのは、とてつもない苦労があるはずです。
そこにきっと感情移入できる。
それは映画になります。

綺麗に仕上がっていますが、こんなチェスの天才がいましたという情報でしかないので、なかなか厳しい印象でした。