このレビューはネタバレを含みます
エジプトの神話や神については、分からなくても十分楽しめる内容だと思いました。
王座を奪われた神ホルスと恋人を失った人間が協力をして、王座奪還を目指す話です。
最初は人間を殴る価値すらないと教わって、自堕落な生活をしていたホルスは、人間のベックと旅をする中で考え方が変わって行きます。
人間を何とも思ってはいなく、騙して利用するだけ利用しようとしていたホルスが、ベックと関わる中で少しずつ変わっていく姿はとても見ていて良かったです。
どんな願いよりも2人の人間の蘇生を願うホルスには、感動しました。
最後の最後には、人間であるベックに王位の継承の場に居合わせたことや、重要な役職を与えるまでになりました。
神とただの人であった2人の関係性は、物語を通して無くてはならない存在になったのだと感じました。
また、アクションシーンも壮大で躍動感を感じさせるものとなっていて良かったです。
内容自体は王座奪回とシンプルですが、神などの難しい話が絡むため少しだけ難しく感じてしまいました。
それでも、最後にはハッピーエンドで終わったので良かったです。
CGの荒さや神の武器がないと何も出来ないなど気になる所もありましたが、十分に楽しんでみることが出来ました。
