哲学教授と女子大生の恋愛ストーリーのサスペンス仕立て。
ウディ・アレン流のサスペンスなんでしょうね。なのでほとんどが恋愛ストーリー。殺人計画をたてることで次第に生き甲斐を取り戻していく教授と、影のある刺激的な教授に惹かれていく生徒。
殺人計画中はとてもポップでウキウキする音楽が流れる。見ているこちらも悪いことをしている様に感じられない。これは殺人を世直しだと考えた教授の心境を表しているのかな。
描き方のせいか、緊迫感が薄いので鑑賞中は思わなかったけれど、冷静に考えると凄く恐い話ですよね。ラストもあっさりしてるけど、あんなことあったらトラウマものですよ。
まあ、でも主人公のジルは結構ヒドイ女だと思うので自業自得だと感じましたが…。ロイが可哀相だったし。
エマ・ストーンが綺麗でした。
