まぁ郎

真夜中のゆりかごのまぁ郎のレビュー・感想・評価

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)
3.0
刑事のアンドレアスは妻のアナと乳児のアレキサンダーと平穏な日々を過ごしていたが、ある夜アンドレアスとアナ夫妻に悲劇が起こる

悲劇とは、幼い息子アレキサンダーの突然死だった
悲劇に落ち込み感情の制御が効かなくなった妻をなんとか落ち着かせようとするアンドレアスだったが、アンドレアスの行動で悲劇が連鎖してしまう

その新たな悲劇の犠牲者はヤク中のトリスタンとサネ
トリスタンとサネのところにもアレキサンダーと同じぐらいの乳児がいた、その名はソーフス
このソーフスが物語の鍵を握ることになる

感想としては、いくらなんでもやり過ぎたよアンドレアス...それは決してやってはいけない事なんだよ...どうしてそうなるかな
...って感じ
アンドレアスが負の連鎖を生んでしまっていること、自分の立場を利用して全く関係のない人物たちを巻き込んでしまっているのは非常にタチが悪い

愛息アレキサンダーの死因を知った途端に、アンドレアスの態度が急変するのは見ていてやや違和感を覚えた
怒り狂ったところで、アンドレアスの罪に変わりはないし

アナも自分の息子だったから悲しみに浸っているわけで、よその子で埋め合わせされても全く効果ないだろう
と思っていたものの、そういう問題ではなかった
アナの急変ぶりにも何か怪しいと思っていたが、まさかそう来たかと
これはしてやられた

決してつまらなくはないのだけれでも、アンドレアスの行動に冷めてしまってその後気持ちの入らないまま観賞し続けたためやや低めの評価とあいなりました
まぁ郎

まぁ郎