原作 ダン・ブラウン
ダヴィンチコードのダン・ブラウンの小説、第3作目を映画化。
今回の舞台はフィレンツェ
ストーリーは、著名な大学教授ラングトン(トムハンクス)が事件に巻き込まれるといういつものストーリー
ミステリー仕立てになっているので、誰が敵なのか読めない点と上下巻の小説を2時間に圧縮しているので、テンポが良い印象。
今回のモチーフはダンテの神曲。ダンテっていうのは面白い人でベアトリーチェという愛しの人に振られて、それをずっと忘れられないで本作のタイトルにもなっている神曲の地獄編(インフェルノ)も書いた。
ダンテのみならず、ヴェッキオ宮殿のヴァザーリの絵画とか歴史好き、美術好きは楽しめる要素があり、フィレンツェ、ベネツィア、イスタンブールの主要な観光地も出てくるため、擬似観光気分にも味わえた。フィレンツェまた行きたいと思ってしまった。
2020.198