このレビューはネタバレを含みます
死の迫った愛する存在に対する、複雑な心境が呼び起こされました。
コナーの愛情が深いからこそ、助からないであろう母親の姿を見るのがツラい。その状況から一刻も早く抜け出したいと願ってしまう程に。それに対して罰を求めてる。怪物にその思いを吐露する場面が切な過ぎる。この監督は切なさを司っているんですか?
ママの「100年一緒にいたい」という言葉にストレートに泣きました。
怪物な語る寓話では最初の話が印象的でした。おばあちゃんも父親もいじめの主犯格も一面では語れない。
怪物はやはりお祖父ちゃんだったんですかね。最後ママにも見えていたし、かつては自分の死に対する癒しのため現れていたのかな?号泣。怪物の優しい眼差しが忘れられない。
原作も読まないと。