故人の息子が先日のお葬式でいいました。
『母の死は辛すぎる!』
そう。母は辛すぎるね
なのでその息子はお骨を納める際『骨噛み』の儀式を一人しました。
骨噛みーとは、自分のなかに故人を生かし続けるための行為だそうてす。
それをみてわたしは、母親への無限の愛を感じました。
今作品の息子も母を逝かさなくてはいけません。
13歳で。
混乱のなか、彼は自分のなかのある想いを許せません。
そんな許せない想いがあることにも気付けていないかもしれませんが。
そんな折
自分のなかに深く眠っていたものが
ひょっこり顔を出します
それは西洋イチイの巨木の怪物
怪物は3つの物語を語り始めます
世にも不思議な美しい物語たち
え!4つ目は自分で語るの?!
ぼくの真実を? 真実ってなに?
潜在していた想像力の恩恵!
そこにあるのは
まごうことなき母の愛
そして
すべては赦される…