マサラ

アメリカン・バーニングのマサラのレビュー・感想・評価

アメリカン・バーニング(2016年製作の映画)
4.0
1963年、当時の南ベトナム政権の仏教徒弾圧に抗議するため路上でガソリンを浴びて焼身自殺したティック・クアン・ドック僧侶(Rage Against The Machineのアルバムのジャケにもなっている)のニュースを観て、当時のアメリカのジョンソン大統領もとい反政府・反戦主義に傾いた娘とそれに翻弄される夫婦。客観的に自分を見ることの難しさ、エゴとエゴのぶつかり合い、幸福とは愛とは何なのか、ただひたすらにすれ違い続けて人のせいにしまくって、ぼろぼろになって死んでいく人生。反権力主義とは名ばかりに、本質はどこにあるんだろう。心がめちゃくちゃになりそうだった
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