ひとりの靴職人と魔法のミシンが起こすファンタジックで人情味溢れるコメディ作品。
若くして父を亡くし認知症の母を抱えひとり父の店を経営する靴職人のマックス。女っ気もなく生き方も相当な不器用ぶりだ。隣には人情味溢れ理髪店を営むジミー。彼等はお互いを気遣う良き隣人といった間柄。
ある日客から靴の修理を依頼されるが仕事道具である愛用のミシンが故障してしまう事で、目を疑う様な体験をしてしまう。
おとぎ話的な物語には笑いと驚き・哀愁のスパイスがありほっこりさせられます。マックス演じるアダム・サンドラーはお得意のダメ男っぷりで、味をしめた効果を利用し難題に挑む姿はコミカルで善人さを醸し出してます。
この効果を手にしたら大抵の人はバレない様に利用するのではないでしょうか。サイズの問題もあるでしょうが、目当ての人を見つけたら必ず悪巧みの顔になることでしょう(笑)
秘めた力を使うのは使う人次第なので恐ろしい事になりかねませんが、靴好きには常識外れの悪い人がいない事を祈ります。