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ロージャー
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『ロージャー』に投稿された感想・評価

てれ
4.1
元はタミル語映画だがNetflixではテルグ語の音声しかなかったのでテルグ語で観た。
ボンベイやディルセでお馴染みのマニ・ラトナム監督の1992年の作品で、制作順としては本作のロージャー(1992年)→ボンベイ(1995年)→ディルセ(1998年) 本作ではカシミールへ赴任したタミル人ヒンドゥー教徒の夫婦の視点からカシミール独立過激派テロリストの所業を映しており、テロリストに人質にされた夫と彼を取り戻そうとする妻のそれぞれの戦いが生々しく描かれていたと思う。カシミールの自由と独立のためという名目でも、テロは何も生まないどころか憎しみや悲しみを更に倍増させるという愚かしさ・不毛さを見せつけてくる。
このように後半は恐怖感と緊張に包まれているが、序盤はそれと対比的で、主人公の女の子ロージャーの故郷であるタミルの田舎の描写が美しい。農耕地の一面の緑の風景、激しい滝の流れをよく捉えていて、ロージャーの郷里への愛もよく表現されているところが素晴らしい。マニ・ラトナム監督の撮り方が私の好みに合っているのかもしれない。
ロージャーとその夫となるリシはほぼ手違いで夫婦になって、反発していたロージャーはなんだかんだ受け入れるというそこらへんの設定がだいぶガバガバな感じはする笑 リシはたぶん最初からロージャーのこと好きだったやろ。
粗削りなところはあるけど、カシミールの荘厳な雪山や色鮮やかな花に胸を躍らせて愛を育むロージャーとリシが微笑ましくて好きだった。本作のWikipediaを見ると、マハーバーラタのサヴィトリとサティアヴァンに着想を得て制作されたとされており、テロリストに誘拐された夫を取り戻すために働きかけて待つロージャーの献身と忍耐は神話的な教訓に確かに通ずるものがあると感じた。

アルヴィンド・スワーミは後半のボンベイに引き続き出演しているし、ナーサルさんも軍警察の役で出ていた。ヒロイン役のマドゥーは当時新人だったみたいだけどそうとは思えないほど存在感があり演技が抜群。テロリストの役はパンカジ・カプールでまさかのこれでお初にお目にかかった。

そして本作はARラフマーンの映画音楽デビュー作らしく、彼の劇的な音楽スタイルが既に確立されていてカリスマを感じる。ボンベイ、ディルセと続いて90年代の初期ARラフマーンの瑞々しくエネルギッシュな音調がとても良い。やっぱり天才だと思う。
Baad
3.7
1992年インドで大ヒットした映画。

タミル語でもヒンディー語でも映画も音楽も大ヒットしました。
公式の無料配信で見ましたが、途中でどちらかが見られなくなったので、つないで見て字幕は英語だったので、結局どの言葉でどの部分を見たのかはよく覚えていない・・・

監督はおなじみマニ・ラトナム音楽はアブドゥル・ラフマーンです。

田舎の少女とお見合い結婚したインテリのジャーナリストの男性がテロリストに誘拐され、夫を取り戻すために妻が奮闘するお話。

テロリストを説得するという話の進み方が珍しいのですが、インド映画では割とありがちな設定。いや、911の前だから、この映画と同時代的にはアメリカ映画でもこういうのあったのかしら?

テロリスト役をパンカジ・カプールさんが演じています。名優ですが、このころはチンピラとかテロリストの役が多いですね。

夫役はボンベイでおなじみのあの人ですが、似たような人物設定ですね。正義の味方で冷静なんだけれど妻との力関係が微妙に???だったりします。

脚本がうまくできていて最後には丸く収まるのですが、マニ・ラトナムの映画としては甘口の終わり方です。

付記:マニ・ラトナム監督作。タミル語の字幕付きはときどき接続できなくなりますが、ヒンディー語版はshemarooのサイトにあるようです。テロリストに誘拐された夫を救おうとする妻の奮闘。IT技術者なのに体力もあり、運動神経も良く、アクションもばっちりと、現実にはあまりいそうにない夫をアラヴィンドスワーミが演じています。ロージャを演じる女優さんはこの映画のためにオーディションで発掘したっぽいですが、新鮮でなかなかの好演。テロとの距離の取り方は結構大人で冷静ですが、意外にもインド愛国映画です。(2014/1/6記)
potato
4.6
うわ〜久しぶりにすごく気持ちいい映画体験をしたな〜!音楽良し、ロマンス良し、政治的要素もシークエンスの一つとしてキレイに収まっていたなあという感じ(この問題はホットで大きすぎて私ごときには語れないので、学が深まったとだけ…カシミール地方が舞台になっていたのも尚更リアルタイム感。1992年の倫理観、またリメイクしたら変わってくるんだろうなあ)
Rojaの健気さっぷりにすごく胸を打たれました。ほんっとかわいいし応援したくなるネ…
タミル映画は初めてだったんだけど、この映画が私に合っていたのかタミル映画自体がヒンディーより私のテイストなのか、また確かめようと思います。言語の障壁でもどかしくなるみたいな描写が結構あってその点がとても良かった。タミル語って基本的に無気音と有気音、無声音と有声音の対立がないから活気のあるヒンディー語より落ち着いてしっとりして聞こえるな〜と思った。
ていうかほんとロマンチックね…!描写の際どさにも驚いたし(法律的にいいのかしら…)、コンセプチュアルでガッツリばーーん!みたいなボリウッドと比べて艷やかさが格段に違ってめちゃクラクラしたよ…これは時代もあるのかな?ほぼモダンウエスタンよねこの描写は
長すぎず飽きず適度にハラハラできて楽しかった。良い!