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ワンダーウーマンのkure556のネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

主人公は神代の閉鎖的な価値観しかないために、この戦争は軍神アレスに唆された・操られた人間によって引き起こされたと信じている。
だが軍人アレスに操られていたと思われていたドイツ軍将軍を殺しても戦は終わらない。世界大戦は太古の戦争とは違い大将を殺したくらいで終わる戦争ではないのだ…軍神アレスなど存在しない、そこにあるのは人間が元から持つ欲望だけなのだ…
と思っていたところに味方だと思っていた老人の正体が軍神アレスで、しかもしっかりドイツ軍の主要メンバーを唆し戦を引き起こしていたことが判明。
現代人からすると妄言にしか聞こえなかったダイアナの主張は実は全て正しかったのだ。

戦争の終結の為に大局的に動くトレバー大尉と
それよりも目の前の人を救う、目の前の村を救う、近くの町を救う、と手の届く範囲を優先したダイアナで対照的に描かれていた。
手の届く範囲を救うダイアナも世界を救う為に毒ガスを満載した爆撃機と共に空中で爆散したトレバー大尉もどちらも英雄・ヒーローなのだ。

DCユニバースを順番に見ているがなるほど確かにこの作品は面白かった。評価が高いのも納得でした。ダイアナめちゃくちゃ美人です。
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