このガル・ガドットによるビューティーとイノセンスとブレイヴネスの炸裂っぷりを目にすれば、火星人だって彼女をワンダーウーマンと認識するしかないでしょう。
物凄く優美で端麗な顔立ちが、時に可愛らしさを、そして時に勇壮性を帯びながらワンダーウーマンというキャラクターを構築し体現していくのだけれど、あらゆる行動の根底には絶対的な無垢なる想いがモチベーションとして横たわっているのだという、その真っ直ぐな構造がとにかく泣かせるなあと。
クリス・パインがワンダーウーマンという人物の根幹を為すイノセンスを更に引き出していてスゲー良かったですし、ワンダーウーマンという作品に対してしっかりと製作に名を連ねてくる中国ワンダ・ピクチャーズも、ビジネスを超えてなかなかにワンダフルだと思いました。
