ぴーや

リリーのすべてのぴーやのネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

最初は男として生活していたアイナーが一度の女装によってリリーとして目覚めてからの女としての恍惚とした表情やそれを隠さなくてはならないための苦悩がまざまざと伝わるものであった。
アイナーがパリに行ってからの覗き部屋のシーンは女性でも真似したくなる美しさ。
予告編ではリリーを受け入れているように描かれていたゲルダだが、受け入れるというよりは、受け入れられないが認めざるを得ないといった印象を受けた。最後の方は男女の愛よりも親子の愛や友達としての愛に近いものであった気がする。
私が言えることはリリーは女性よりも女性になることを目指したのではないだろうかということだ。
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