かたゆき

ある天文学者の恋文のかたゆきのレビュー・感想・評価

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
2.0
不治の病に侵され、余命幾ばくもない初老の天文学者。
だが、彼には不倫の関係にある若い女性の存在があった。
自分が死んでしまった後、彼女をなるだけ悲しませまいと天文学者はとある計画を立てる――。
彼が亡くなったことを知り、深い悲しみに打ちひしがれる恋人。
だが、そこに生前の彼が遺した大量のメッセージが、メールや手紙、動画やDVDとなって彼女の元へと届けられるのだった。
まるでなくなってしまった後もその光を届ける宇宙の星のように…。

という設定に興味を惹かれ今回鑑賞してみたのですが、いやー、これが見事なまでに気持ち悪かったですね~。
「俺が死んだ後も俺のことを忘れんなよ、絶対」と言わんばかりの、この老天文学者のナルシズム全開のいたい暴走に僕は全く嵌まれせんでした。

対する若い彼女もいかにも男が夢見そうな美化されたステレオタイプの女性像で、正直「こんな女いねーよ!!」と何度も突っ込んじゃったし。
やっぱり僕はこの監督の感性とは合わないみたいです。
すいません、星2つで。
かたゆき

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